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国産キネマ【1】横溝正史原作、金田一耕助シリーズ

今回も新カテゴリ「国産キネマ」です。簡単に言うとわが”日本映画”のことです。ここ数年、日本映画は”興行的に”好調のようです。これはまことに喜ばしい限りなのですが、一方で”日本映画アレルギー”のような発言も時々耳にすることがあります。まぁ、たしかにヒドい作品もあります。あるいは、外国の作品と比較しての感想かも知れません。

 しかし、どうでしょう。外国の映画にもヒドいものもありますし、外国映画との比較で日本映画を評価することに果たして意義はあるのでしょうか。日本人の舌に合う料理があるように、日本人の感性に合う音楽があるように、日本人の感性に合う映画もきっとあるはずです。スパゲッティとそば、どちらがおいしいかなんて質問はナンゼンスです。どちらもおいしいですもん。もしそういった自分にぴったりの作品があるのに、アレルギー的な拒絶感で巡り会うことがなかったとしたら、それは不幸以外の何ものでもありません。エスニック料理なんて最初はちょっと見た目ゾッとしますよね。でも食べてみると意外にハマる。自国の、それも母国語で字幕なしに鑑賞可能な作品を無視するなんてもったいなすぎます。もし今までに観た日本映画がつまらないのばかりだったからというのが拒絶の理由なら、それはズバリ作品選びが不幸にも間違っていただけだと思うんです。

 ということで、このカテゴリでは積極的に日本映画を紹介して行きたいと思います。ジャンル・時代は一切問わず、ありとあらゆるタイプの作品をご紹介していくつもりでおります。自分の価値観が変化する瞬間って、意外に快感を伴うものだったりします。このカテゴリが日本映画アレルギーの特効薬になれたらなんて思います。

 今回は、1970年代に一大センセーショナルを巻き起こし、現在でも根強い人気を誇る作品、作家横溝正史のミステリー小説、探偵金田一耕助が活躍するシリーズものを紹介します。

犬神家の一族

『犬神家の一族』1976年/角川映画
監督:市川崑
出演:石坂浩二/高峰三枝子/三條美紀/草笛光子

 実はこの金田一耕助シリーズはこの作品が初めてではなく、これ以前にも相当数の俳優が演じてきております。中には、若き日の高倉健なんて作品も。しかし、今に続く金田一耕助の人気を決定づけたのはこの市川崑監督、石坂浩二=金田一作品と言ってもいいでしょう。この『犬神家の一族』は娯楽映画としてしっかりできております。そしてなにより、ハリウッド作品からは到底得られないような、なにやら和風の雰囲気といえばいいのでしょうか、じめじめした”怨み”ですとか、日本的”因習”ですとか、そういうものが複雑に絡み合う事件の謎解きに思わず引き込まれてしまいます。外国のミステリーのように合理的な捜査方法など金田一探偵はとりません。疑わしい人物の心の奥底まで入り込み、謎を解いていきます。その謎も日本人的感性、たとえば”跡目争い”であったり”血の争い”に原因があったりします。この辺りの微妙な要素がうまく”ツボ”をついてしまったと言えるのではないかと思います。

 内容もミステリアスで面白いのはもちろんなんですが、この作品が大ヒットした理由はもうひとつあります。それは、この作品の製作・宣伝形態にありました。この作品、制作は角川春樹事務所となっています。角川出版の角川春樹氏が映画制作に乗り出した第1回作品ということになります。当時の日本映画は不況のドン底にありました。外国映画の人気におされたのはもちろん、テレビの普及、娯楽の多様化など理由は複合的だったのでしょう。日活が倒産寸前に陥り路線変更を余儀なくされたのもこの頃です。そこに出版社が新しい映画製作の手法を生み出したのでした。それは、出版とのタイアップとでも言うのでしょうか、まず書店の一番目立つところに角川出版から出ている横溝正史の文庫本を大量に並べます。そして、莫大な宣伝広告費を投じてテレビなどあらゆる媒体で作品を宣伝します。その時に、インパクトのある映像があればなお効果的ですので、観た方はわかると思いますが、この作品の有名なシーンである”湖から突き出た足”のショッキングな映像を効果的に使うわけです。これにより、作品の認知度の向上を図り、あとは”映画を観るのが先か、小説を読むのが先か”という問題に観客をひきずり込むわけです。うまくいけば本もチケットも売れるという算段だったのですが、それがものの見事にハマってしまいました。現在では当たり前のような手法です。『踊る!大捜査線』のようなテレビでドラマを見せて、次は”劇場版”の流れも類似の手法と言えるのではないでしょうか。ただ残念ながら近年のこの手法による”劇場版”の質は、個人的な印象ながら観るに耐えない作品が多いような気がしますが。

悪魔の手毬唄

『悪魔の手毬唄』1977年/角川映画
監督:市川崑
出演:石坂浩二/岸恵子/北公次

 前作と同じスタッフ・キャストで制作された第2弾。2匹目のドジョウはいたわけです。”若き日の過ち”など触れられたくない過去が重くのしかかって、またもや”怨み”や”血の問題”が複雑に絡み合ってきます。重苦しさをなごませる石坂金田一のとぼけたキャラクター作りもこのシリーズを成功に導いた重要な要素とえいると思います。

 この作品について特に強調したいことは、金田一の知人、磯川警部に扮する若山富三郎の名演です。東映の時代劇、任侠映画で一時代を築いた大俳優ですが今回のエピソードでのサイドストリーでは主役を演じます。中年の淡い恋心とでも申しましょうか、微妙な心理を抑えた演技で見事に演じ、この作品を単なる謎解きミステリー以上の傑作へと導きました。

地獄門

『獄門島』1977年/角川映画
監督:市川崑
出演:石坂浩二/佐分利信/大原麗子/草笛光子

 快進撃はまだまだ続きます。三匹目のドジョウも逃しません。内容も充実しています。ある島の名士に招かれた金田一耕助がその島、獄門島でまたもや大活躍。”複雑な家族関係”、”血の問題”が謎解きのヒントになります。日本のような歴史のある国では、良くも悪くもある程度身近にこのような問題が潜んでいるものです。その辺りをうまく取り込んで、観るものをひきつけて離しません。まさに日本人だからこそわかるテーマを扱った作品と言えると思います。戦後の大俳優、佐分利信の重厚さも作品にさらなる重みを与えているのも見逃せません。

女王蜂

『女王蜂』1978年/角川映画
監督:市川崑
出演:石坂浩二/高峰三枝子/司葉子/岸恵子/仲代達矢

シリーズ第4弾。正直なところ、若干マンネリ感も出てこないわけではありませんが、まだまだいけます。だんだん一番の美人女優さんが犯人だってパターンがバレてきちゃったりも。いかにも怪しい人は犯人じゃないってパターンも。妖しい雰囲気作りはやはり成功しています。第1作『犬神家の一族』に続いて、大女優高峰三枝子の存在感が光ります。

病院坂の首縊りの家

『病院坂の首縊りの家』1979年/角川映画
監督:市川崑
出演:石坂浩二/佐久間良子/桜田淳子

シリーズ第5弾。この作品でシリーズは一段落します。この作品はこれまでと違い、町が舞台になります。これまでは田舎の名家で起こるミステリーでしたので、その地方ならではの風習など雰囲気づくりの要素は事欠きませんでしたが、この作品はそういった意味で若干弱い部分があるようにも思えます。また、登場人物の血縁関係が若干複雑すぎ最後まで誰と誰がどういう関係かわからなかったり。しかし、それでもなおこのシリーズの持つ独特の魅力は失われることはありません。
 
 この市川=石坂金田一シリーズは、当時の日本映画の低迷に合わせるように低迷していた市川 崑 監督の代表作にもなりました。遊び心のあるショット、ミステリーを深める編集、そして三木のり平、草笛光子など重厚な脇役人の場を和ませるコミカルな演技など、文芸大作中心に活躍してきた市川監督に肩の力の抜けた新たな一面をもたらしたと言えるシリーズとなりました。

八つ墓村【表:松竹】  八つ墓村【裏:松竹】
      【表紙】            【裏表紙】
『八つ墓村』1977年/松竹映画
監督:野村芳太郎
出演:渥美清/萩原健一/小川真由美/山崎努

これは『犬神家の一族』のヒットと同時期に松竹でつくられた別系統の作品。監督は『砂の器』の野村芳太郎で、黒澤明の盟友にして『砂の器』の脚本もてがけた橋本忍コンビで作られました。金田一耕助役は、松竹の看板スター”寅さん”渥美清のまさかの起用。角川映画に対抗してCMで流された宣伝文句『たたりじゃぁ?』も大ブレイクし、小学生はこのセリフを絶叫しながらおいかけっこをしてました。石坂金田一にはおよびませんが、この渥美金田一も悪くはありません。”寅さん”にしては若干真面目すぎるかなぁという印象です。というよりも、金田一耕助は調査のため出張ばかりであんまり出てこなっかたり。衣装も普通のラフな格好ですので、キャラクター設定の点では市川石坂=金田一の後塵をはいしたと言えるでしょう。全体的な雰囲気も石坂金田一に比べ暗めです。

金田一耕助の冒険

金田一耕助の冒険』1979年/東映映画
監督:大林宣彦
出演:古谷一行/田中邦衛/吉田日出子
これまた別系統の作品。古谷一行金田一は、TVでおなじみではあります。制作規模が小さいのでこれまでの作品とはひと味違うものになっています。監督は当時売り出し中だった大林宣彦

悪霊島

『悪霊島』1981年/東映=日本ヘラルド
監督:篠田正浩
出演:加賀丈史/室田日出雄/古尾谷雅人/岸本加世子

この作品、東映制作となっていますが制作には角川書店が絡んでおます。ということは、制作会社とスタッフ・キャストを総入れ替えした実質的な市川石坂金田一の後継作と言えるかも知れません。”土地転がし”ならぬ”映画転がし”か。今作はかつて大島渚、吉田喜重らと”松竹ヌーベルバーグ”の一翼を担った篠田正浩作品。全編にビートルズの作品が流れますが、この版権使用料に製作費の相当額が割こうとしたとか。篠田監督は優れた監督で素晴らしい作品を多数撮っていますが、このビートルズは頂けません。ビートルズを使う必然性が全く伝わってきません。ただし、加賀金田一も悪くはありませんし、作品も市川崑金田一ののほほんとしたコミカルな雰囲気を結果的に踏襲したような出来ですので十分楽しめます。『獄門島』に続き、佐分利信が出演。ただ、前作ほどの存在感はありません。加賀金田一は宿帳を盗み見しようとして見つかっちゃったり、石坂金田一より多少ドジな面があります。

この後、さらに東宝で市川崑監督が1996年に『八つ墓村』を豊川悦司=金田一耕助で撮ったり、はたまたつい最近にいたっては『犬神家の一族』を前作とまったく同じ市川監督、石坂金田一で再映画化したり、このシリーズには若干の迷走もみられます。純粋な映画人からすると、角川映画の手法は批判もあったと思います。角川春樹氏はその後も映画製作を続け様々なトラブルを起こしながらも、ここ数年でも『男たちの大和』など話題を振りまき続けています。とにもかくにも、この一連の作品群は日本映画ならではの作品であり、現在でも一見の価値のある作品であると思います。

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『犬神家の一族』【2005年版】東宝映画

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国産キネマ【2】1970年代のアイドル映画 山口百恵 出演作品

今回は、1970年代に一世を風靡したアイドル山口百恵主演の映画を特集します。これ以前にも若い人気女優を主役にしたアイドル映画は多々ありました。しかし、山口百恵が活躍した1970年代のアイドル映画の特徴は、主演するアイドルが映画界の出身ではないという点にあります。それまでのアイドル、たとえば石原裕次郎、吉永小百合や浅丘ルリ子は紛れもなく映画界からアイドルになった方たちです。ですから、その方たちが主演した映画が制作されるのは当然で、そういった映画はアイドル映画とあえて呼ばなくてもいいと思います。単なる映画なのです。

しかし、1970年代のアイドルは違います。そもそもテレビでスターになった人が中心です。キャリアのスタートは、歌手であったり、テレビドラマであったり様々です。まずそちらの分野で人気者になり、人気スターの商品化の一環で主演映画が作られることになるのです。これは、テレビと映画の地位がこの頃には逆転してしまっていたことを意味します。

カテゴリ「音楽映画」でも触れましたが、アイドル映画の基本はアイドルがスクリーンに映っていることです。物語はアイドルのイメージ合うものが選ばれます。観客は何もストーリーに期待してくるわけではありません。アイドルがアイドルらしく振る舞う姿を観に来るわけです。ですから、映画としての評価はなかなか難しいところがでてきてしまいます。

伊豆の踊子【裏:エスパイ】

『伊豆の踊子』東宝/1974年
監督:西河克己
出演:山口百恵/三浦友和/中山 仁/佐藤友美

 山口百恵主演第1作目は、ノーベル文学賞作家川端康成の作品の映画化でした。過去には、田中絹代、美空ひばり、吉永小百合、内藤洋子などでも映画化され、アイドルの登竜門的役割を果たした原作です。内容について深くは触れませんが、清廉で純粋無垢な踊り子は、アイドルのイメージにぴったりくる役柄と言えましょう。
 共演者にはやくも(?)三浦友和の名前があることにも注目。

潮騒【裏:お姐ちゃんお手やわらかに】

『潮騒』東宝/1975年
監督:西河克己
出演:山口百恵/三浦友和/初井言栄

今回もまた大小説家、三島由紀夫原作の映画化作品。やはり清廉なイメージを求めて選ばれた作品と考えるべきでしょう。過去には、やはり吉永小百合などでも映画化されています。

絶唱【裏:裸足のブルージーン】


『絶唱』東宝/1975年
監督:西河克己
出演:山口百恵/三浦友和/大友柳太朗

こちらも大江賢次による文学作品の映画化。過去には、浅丘ルリ子で映画化されたこともあります。

エデンの海【裏:あいつと私】

『エデンの海』1976年/東宝
監督:西河克己
出演:山口百恵/南條豊/

若杉慧原作の映画化。こちらも何度目かの映画化作品です。この作品ではじめて相手役が三浦友和ではなくなります。2本立て上映のもう1本『あいつと私』に三浦友和が出演しておりました。バラ売りというのでしょうか、アイドル映画だけになにがしかの配慮が働いたのかも知れません。

風立ちぬ【どんぐりっ子】

『風たちぬ』1976年/東宝
監督:若杉光男
出演:山口百恵/三浦友和/芦田伸介

今回もまたもや堀辰雄による文学作品の映画化。今では考えられませんが、文部省選定でPTAのお墨付き間違いなし、というような原作の連続です。今回は、相手役が三浦友和に戻りました。

春琴抄【裏:恋の空中ブランコ】 【c】春琴抄/恋の空中ブランコ
【左:パンフレット/右:チラシ】
『春琴抄』1976年/東宝
監督:西河克己
出演:山口百恵/三浦友和

こちらも谷崎潤一郎の小説の映画化。同じく数度目の映画化になります。ですが、今回は多少の冒険といえましょう。というのも、この『春琴抄』はいわゆる耽美派と呼ばれる谷崎文学ですから、これまでの清廉無垢な題材とは多少趣が異なっております。盲目の琴の師匠と下男の許されぬ愛を描いた悲劇ですから、アイドルとしては多少の冒険といえるからです。たださすがにこれまでの5作品で可もなく不可もないアイドル映画の王道を見せ続けられた観客にとってはありがたい作品となったのではないでしょうか。しかし、三浦友和が下男ってのは原作の大ファンとしてはちょっと納得がいかなかったり。
 ちなみに、戦前からの巨匠、衣笠禎之助監督が脚本で参加しております。

霧の旗【裏:惑星大戦争】

『霧の旗』1977年/東宝
監督:西河克己
出演:山口百恵/三浦友和/関口宏/三国連太郎

松本清張原作のサスペンス小説の映画化。これも1965年には松竹で山田洋次監督、倍賞智恵子出演で映画化されております。前作に続き、今までのイメージとは違った汚れ役、獄死した兄に代わり、弁護士に復讐する役です。単なるアイドルからの脱却を視野に入れた選択と言えるかもしれません。

泥だらけの純情【裏:HOUSEハウス】

『泥だらけの純情』1977年/東宝
監督:富本荘吉
出演:山口百恵/三浦友和/西村晃

藤原審彌原作。こちらも1963年に吉永小百合・浜田光夫、中平康監督で映画化された作品
です。「外交官の令嬢とチンピラヤクザの恋」だそうです。やはり単なるアイドル映画ではなく、センセーショナルな話題になることをねらった選択といえるでしょう。

ふりむけば愛【裏:お嫁に?】


『ふりむけば愛』1978年/東宝
監督:森永健次郎
出演:山口百恵/三浦友和

山口百恵主演9作目、山口百恵・三浦友和共演8作目にして初のオリジナル作品となりました。舞台も思い切ってサンフランシスコとなっております。すれ違うふたりの気持ちを描くメロドラマです。

炎の舞【裏:ピンク・レディーの活動写真】


『炎の舞』1978年/東宝
監督:河崎義佑
出演:山口百恵/三浦友和

以前にも浅丘ルリ子で映画化されている加茂菖子原作の映画化作品。太平洋戦争のまっただ中、歴史に翻弄される男女の悲恋を描いた作品です。初期の文芸シリーズに戻ったような内容ですので、ここ数作品がもしかすると不評だったのかも知れません。

ホワイト・ラブ


『ホワイトラブ』1979年/東宝
監督:小谷承靖
出演:山口百恵/三浦友和

この作品は、なんとストーリーを一般公募したそうです。結果選ばれたのが、スペイン語の生徒と先生のラブストーリーだそうです。なんだか三浦友和がちょっとかわいそうな気も。

天使を誘惑【裏:関白宣言】

『天使を誘惑』1979年/東宝
監督:藤田敏八
出演:山口百恵/三浦友和/大友柳太朗

日活で破天荒な若者を描いていた藤田敏八監督作品。多少、危険な香りがしてきます。同棲と結婚の間で揺れ動くふたりを描いた作品です。今までのきれいなラブストリーと違い、現実感のある悩みを描いているところに藤田敏八さんらしさがかいま見えます。

古都

『古都』
監督:市川崑
出演:山口百恵/岸恵子/三浦友和

三浦友和との結婚と引退を発表した後に公開された引退映画です。原作は主演デビュー作と同じ川端康成大先生。監督も市川崑と力の入れようがわかります。山口百恵と三浦友和は、紹介した13作品中、『エデンの海』を除く12作品で共演しているわけですから、恋に落ちるなという方が無理があります。時期的にもベストだっといえるでしょう。

ちなみにこれだけ長々とご紹介してきてアレなんですが、私映画パンフレット研究所長は上記作品、1本たりとも観ておりません。世代的にズレておりまして、山口百恵と言われましてもあんまりピンと来なかったり。各作品の紹介がまったく充実しておりませんのはそのためです。

ただ、現在の視点でこれらの作品をトータルで眺めるといくつか興味深いことがわかります。『ふりむけば愛』『ホワイトラブ』を除けば、すべて原作小説があり、そのほとんどが堅い文学作品であり、繰り返し映画化された作品であること。ここから、物語で客を呼ぶつもりがなかったことがわかります。やはり客は物語ではなくアイドルを観に来ると考え、定番の題材が選ばれたということだと思われます。

百恵ちゃんまつり【1978】

コンサートパンフレット『百恵ちゃんまつり』1978年/新宿コマ劇場

これは映画ではなく、コンサートのプログラムです。「百恵ちゃんまつり」というタイトルがちょっと哀しいのですが。
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国産キネマ【3】1970年代のアイドル映画

前回のこのカテゴリでは、1970年代最大のアイドル、山口百恵を特集しました。今回は、同じ時代に活躍したアイドルたちの作品をまとめて紹介いたします。

ピンク・レディーの活動写真

『ピンク・レディーの活動大写真』1978年/東宝映画
監督:小谷承靖
出演:ピンクレディー(根本美鶴代/増田恵子)/石立鉄男/田中邦衛

当時、山口百恵と同じくらいの人気を誇ったデュオ、ピンクレディーの初主演映画です。三人の映画製作者が、ピンクレディー主演映画の企画を出し合い討論するという形式で物語が進みます。しかし、ミーちゃんって”根本美鶴代”さんっていうんですかぁ・・・。初めて知りました。

この作品は、前回ご紹介した山口百恵主演『炎の舞』と同時上映されました。

スプーン一杯の幸せ【想い出のかたすみに】 想い出のかたすみに【裏:スプーン一杯の幸せ】

『スプーン一杯の幸せ』1975年/松竹映画
監督:広瀬襄
出演:桜田淳子/浜木綿/黒沢年男

『想い出のかたすみに』1975年/松竹映画
監督:宮崎晃
出演:中村雅俊/壇ふみ/水谷豊/浅丘ルリ子

この2作品は同時上映作品です。桜田淳子は、山口百恵と人気を争ったアイドルでした。中村雅俊もこの時期にテレビで活躍した男性アイドルと言えるでしょう。2作品ともタイトルから伝わってきますが、悲劇調といいますかなんとなく真面目で一連の山口百恵作品を制作した東宝と比較して、松竹という映画会社の生真面目な社風が伝わってくると思います。

俺たちの時【裏:北の宿から】 北の宿から【裏:俺たちの時】

『俺たちの時』1976年/松竹映画
監督:水川淳三
出演:中村雅俊/壇ふみ/笠智衆/竹下恵子

『北の宿から』1976年/松竹映画
監督:市村泰一
出演:田村正和/中野良子/都はるみ/原田美枝子

この2作品も同じく2本立てで上映されました。この時代のアイドル映画は、前回ご紹介した山口百恵の東宝作品もほとんど2本立てでの上映です。単純に考えて、2人のアイドルのファンを呼べる計算ですから、映画会社は観客動員も倍が見込めると考えたのでしょう。

『俺たちの時は』は、上でご紹介した中村雅俊/壇ふみの競演第2弾です。松竹にはこのふたりを百恵/友和の松竹版にしたいという目論見があったのかも知れません。

『北の宿から』は、都はるみのヒット曲を題材にした作品です。

野球狂の詩【裏:嗚呼花の応援団】 嗚呼花の応援団男涙の親衛隊【裏:野球狂の詩】

『野球狂の詩』1977年/日活
監督:加藤彰
出演:木之内みどり/小池朝雄/桑山正一

『嗚呼花の応援団男涙の親衛隊』1977年/日活
監督:曽根中生
出演:本間進/川畑信三/深見博

この2本も同時上映された作品で、当時斜陽の日活映画で製作されました。日活といえば、吉永小百合、石原裕次郎、赤木圭一郎など1950?60年代にかけてアイドル映画では他社をリードしておりました。が、この作品が製作された頃は見る影もなく、倒産寸前で”路線変更”を余儀なくされた状態でした。

『野球狂の詩』は水島新司のマンガが原作で、女性ピッチャーが活躍する物語。
『嗚呼 の応援団 男涙の親衛隊』もやはりマンガが原作の硬派の応援団員の青春物語。この作品が同原作の第3弾とのことです。

1970年代は、映画が原作をマンガ界に求めはじめた時代でもあります。この頃にはマンガ文化もかなり成熟しはじめていたことを示しているといえましょう。

帰らざる日々【裏:高校大パニック】 高校大パニック【帰らざる日々】

『帰らざる日々』1978年/にっかつ映画
監督:藤田敏八
出演:江藤淳/永島敏行/朝丘雪路/根岸とし江

『高校大パニック』1978年/にっかつ映画
監督:澤田幸弘/石井聰亙
出演:山本茂/浅野温子/内田稔/江角英明

これもやはり2作品同時上映されました。注目すべきは制作会社の名前が”日活”から”にっかつ”へと変更になっている点です。経営不振から、他企業の支援を受けたのを機に1978年に伝統ある”日活”から”にっかつ”へ社名変更、生まれ変わろうとした時期でした。しかし結局は経営に行き詰まり、1990年代には事実上の倒産、ゲーム会社ナムコの傘下に入り、その後紆余曲折を経て、現在は携帯電話コンテンツの会社、インデックスの傘下にあります。かつて隆盛を誇った”娯楽の王様”、映画のメジャー製作会社がゲームソフト会社、携帯電話関連会社の傘下にあるという現状は、そのまま下降し続ける現在の”映画の地位”を象徴するようでもあります。

『帰らざる日々』は破天荒な若者を描き続けた藤田敏八作品。この時代の藤田作品は、東宝や松竹の青春映画とは違い無軌道な若者像を徹底して描いたものが多く見られます。

『高校大パニック』は現在でも一部でカルト的な人気を博している作品です。まず製作形態が特異で、九州の映画サークルの若者たちとにっかつがコラボレートする形で製作された前代未聞の作品といえます。そして内容は、大人と若者の対立を描き、なんと高校生がライフルを持って学校に立てこもるというストーリーです。

十八歳、海へ【裏:ワニ分署】 ワニ分署【裏:十八歳、海へ】

『十八歳、海へ』1979年/にっかつ映画
監督:藤田敏八
出演:永島敏行/森下愛子/小林薫/島村佳江

『スーパーGUNレディ ワニ分署』1979年/にっかつ映画
監督:曽根中生
出演:横山エミー/ジャンボかおる/岸田森/山谷初男

『十八歳、海へ』は、この時代が生んだカリスマ作家中上健二の原作を、やはり青春映画のカリスマ、藤田敏也が監督した作品です。東宝や松竹のあたりさわりのないアイドル映画と比べ、日活【にっかつ】の青春映画には毒があり、リアリティがあったと言えると思います。経営上センセーショナルな内容やシーンを売り物にせざるを得なかったという側面は否定できません。しかし、この頃の日活作品から多くの優秀な監督、脚本家、俳優が世に出たことも忘れてはならないと思います。

『スーパーGUNレディ ワニ分署』は、篠原とおるの劇画が原作。劇画らしいアクションあり、お色気ありの作品のようです。


以上すべてが純粋なアイドル映画とは言えないかも知れません。ただ、製作各社の社風の違いが鮮明になりなかなか面白いと思います。

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国産キネマ【4】1970?80年:”もうひとつの”アイドル映画 其の一

以前、このカテゴリ「国産キネマ」では、1970年代のアイドル映画の代表格として山口百恵さん主演作品と同時期のアイドル映画をご紹介いたしました。今回は、ほぼ同時期の作品ですが、ちがった意味での”アイドル映画”をご紹介したいと思います。

”アイドル”とひとことで言っても、様々な意味を持っております。もちろんこのことばは、英語に由来するものですが、日本語としての意味は多少ニュアンスが異なりましょう。当然、時代とともにこの定義も変化すると思われます。1970年代は、山口百恵さんを筆頭に、基本的に純真なアイドル像がもてはやされたのだと思います。現在では、純真さが必ずしも必須要件ではなくなっているようにも思えます。

今回、ご紹介する作品の”アイドル女優”さんたちは、”純真さ”がもてはやされた1970年代において、裏路線を行った女優さんたち、とでも言えばいいのでしょうか。もちろん、”純真じゃない”ですとか”不純だ”という意味じゃないんですが・・・。表現が難しいところなんですね。まぁ、観てもらえばわかっちゃうかなぁ、と。あ、そうだ。よくスポーツ新聞なんかにある表現で言えば”体当たり”ってやつです。「○○○の体当たりの演技も見所」とかっていうアレです。

ま、簡単にいっちゃうと”お色気”方面なんですが。ただ、実際のところ内容的には真面目な作品もございますので、その辺りは誤解なきようお願いいたします。

夜の診察室【1980R】
『夜の診察室』1971年/ダイニチ映画
監督:帶盛迪彦
出演:松坂慶子/峰岸徹/高橋昌也/長谷川待子

このパンフレットは1980年公開版です。松坂慶子は、出演作一覧を見ていると、こういった作品が多いようです。お色気ありの青春コメディといったところでしょうか。

実際のところ、観たことがないのであんまり語れないのが哀しいところですが。

大地の子守歌
『大地の子守歌』1976年/松竹
監督:増村保造
出演:原田美枝子/佐藤佑介/賀原夏子/岡田英次/田中絹代

13才にして親によって楼閣へ売りとばされた少女の過酷な生涯を描きます。この手の物語は、実は日本映画では伝統的な題材であり、文学でもしばしば取り上げられてきました。

戦後、息の長い活躍をした増村保造監督が晩年に残した力強い作品で、新人だった原田美枝子が文字通り”体当たり”の演技で見事に主役を演じきりました。

実際のところ、これは是非ともごらんになっていただきたいと思いますが、この作品での原田美枝子は尋常ではありません。演技者としてはもちろん未熟なところもございましょう。ただ、あまりにも過酷な生涯にもかかわらず、単なるお涙ちょうだいの悲劇に終わらせずに、まっすぐでひたむき主人公像をつくりあげたのは、間違いなく原田美枝子という人間のもつバイタリティだと思われます。

この作品と同じ1976年に長谷川和彦の伝説的なデビュー作『青春の殺人者』【1976年/ATG】にも出演しておりますが、ほとんど人物像が変わりません。あるいは、”へたうま”なのかもしれませんが、この『大地の子守歌』の主人公を演じるために生まれてきたと言えるほどの印象を残しました。

ザ・レイプ【表】 ザ・レイプ【裏】
      【表紙】           【裏表紙】
『ザ・レイプ』1982年/東映
監督:東 陽一
出演:田中裕子/風間杜夫/伊藤敏八/津川雅彦

こちらは、非常に真面目な作品。レイプの被害者である女性が、勇気を出して告発をしたが故に逆に好奇の目を向けられ傷つけられていく様子を取り上げた作品です。被害者であるはずなのに、まわりの人は離れていくという理不尽さを描いております。

同じテーマの作品では、ジョディ・フォスター主演『告発の行方』【1988年/アメリカ映画】というのもございましたが、時代的にはこちらの作品の方が早かったことになります。

スローなブギにしてくれ 【c】スローなブギにしてくれa 【c】スローなブギにしてくれb
【左:パンフレット/中央、右:チラシ】
『スローなブギにしてくれ』1981年/東映
監督:藤田敏八
出演:山崎努/浅野温子/古尾谷雅人/浅野裕子/竹田かほり

日活出身の青春映画の巨匠、藤田敏八監督が当時人気を博していた片岡義男の原作を映画化した作品。メチャクチャな三角関係を描いた作品です。

さすがに本物のアイドルは出演しないでしょうが、『高校大パニック』の浅野温子が文字通り”体当たり”で演じております。

ダイヤモンドは傷つかない
『ダイアモンドは傷つかない』1982年/東映
監督:藤田敏八
出演:田中美佐子/山崎努/加賀まりこ/石田えり

こちらは、『スロブギ』の大ヒットを受けての第2弾的作品。今度は山崎努演じる中年男と女子大生の恋を描きました。

1970?80年代にかけて、既存のモラルを打ち壊す青春ドラマが多数制作されました。もちろん、現在の視点からすると特別に珍しいシチュエーションとは言えないかも知れません。ただやはり当時としてはタブーを破る的な冒険だったとは思います。そして、その中心にはいつも藤田敏八がおりました。

アイドル映画の定義は、時代とともに変わります。今回ご紹介した一連の作品は、現在で言えば渡辺淳一原作映画の流れと一致するかもしれません。
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国産キネマ【5】1970?80年:”もうひとつの”アイドル映画 其の二

前回に引き続き、大人の魅力にあふれる”アイドル女優”を特集いたします。1970?80年代の日本映画界は不振と不況のどん底でした。日活の”にっかつ”化、そして”倒産”をはじめ、外国映画に押され、選択肢の広がったその他の娯楽にも押され、集客力に苦しんでおりました。

そこで映画会社が考えた方法が、スターの発掘。山口百恵のようなテレビ界のスターを借りてくるのではなく、映画界独自のスター育成です。各社はこぞって”大型新人”をデビューさせていくことになります。ただし、映画界のアイドルはテレビ界のアイドルとは異なり清純派ではございません。色々な意味で大人の鑑賞に耐える素材でなくてはなりません。

四季・奈津子

『四季・奈津子』1980年/東映映画
監督:東 陽一
出演:烏丸せつ子/佳那晃子/影山仁美/太田光子

自由奔放な新しい女性像を描いた作品、だそうです。自由な女性にふさわしく、脚本を作らずに、撮影現場でセリフを考え、演出していくという新しい手法がとられた、そうです。

その即興的な手法が日本映画を救えなかったことは火を見るよりも明らかです。

戒厳令の夜

『戒厳令の夜』1980年/東宝映画
監督:山下耕作
出演:鶴田浩二/伊藤孝雄/樋口可南子/佐藤慶/伊吹吾郎

五木寛之原作の映画化作品。ナチスの秘宝がなぜか日本で発見され、その謎を追うヒロインたちの前に巨大な闇が立ちはだかります。身の危険を感じたヒロインは、ついには南米にまで逃れますが・・・。

当時無名の劇団員だった樋口可南子がヒロインに大抜擢されました。

夏の別れ

『夏の別れ』1981年/日本映画
監督:井上真介
出演:安藤一夫/萬田久子/麻生えりか/滝田栄

日本版『おもいでの夏』的な作品。無気力な青年が、湘南で出会ったファッションモデルに恋をして・・・。

主演の萬田久子は、日本映画界を救うことはもちろんありませんでしたが、現在はなぜか某上場企業の大株主に。

真夜中の招待状

『真夜中の招待状』1981年/松竹映画
監督:野村芳太郎
出演:小林麻美/芦田伸介/小林薫/高橋悦司/藤田まこと

遠藤周作の原作を、重鎮・野上龍雄が脚本化し、『砂の器』コンビ、野村芳太郎と川又昇が撮影担当とくればいかに松竹が力を入れた作品かわかると思います。

野村芳太郎は、『男はつらいよ』シリーズで知られる山田洋次の師匠筋にあたり、かつての松竹蒲田撮影所所長で映画監督の野村芳亭の子息にあたります。

松本清張の原作の映画化で知られ、今作も小林麻美扮する主人公のフィアンセ一家をめぐる謎解きミステリーとなっております。

窓からローマが見える            
『窓からローマが見える』1982年/富士映画
監督:池田満寿夫
出演:中山貴美子/クラウディオ・カッシネリ/デリア・ボッカルド/アントニオ・セラーノ

画家の池田満寿夫監督作品。池田はこの作品の前にも、数本の作品を発表しております。後に続々と誕生する異業種監督のはしりといえる存在でした。

内容は、芸術家らしく反モラル、反物語的なものです。


以上のように、斜陽の日本映画界がとった策は、大人の魅力にあふれる女優さんを抜擢して大フューチャーするというものでした。これが成功しなかったことは歴史が証明していると言えましょう。大々的に宣伝したのでしょうから、そこそこの興行成績はあげたのかもしれませんが。

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プロフィール

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Author:apanlabo
研究所長:映画、音楽大好きなおっさんです。

映画館に行くと、パンフレット【プログラム】と呼ばれる小冊子が販売されています。子供のころから、映画を観に行くと必ずパンフレットを買うのが習慣になっていました。キャストやスタッフの作品履歴などを読むのが大好きでした。

一時期、古いパンフレット収集を趣味にしていましたが、現在は小休止中。残念ながらマニア垂涎のレアものはほとんど持ち合わせていないB級コレクターの域は出ません。ですので、見せ方で少しでも工夫していけたらと考えております。

現在でも映画を観ることが最大の喜びで、CATVで放映されるものを録画し、毎日少しずつ観る日々。どんなジャンルの作品でも観ますが、古いハリウッド作品、古い日本映画を最も好んでいます。中でも西部劇を特に愛好しております。

映画パンフレット以外にも、ツアーパンフ、スポーツイベントのプログラムなども今後取り上げていく予定です。

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映画のパンフレット、チラシを保存する方法はコレクター諸氏にとって永遠の課題。映画パンフレット研究所が採用しているのはファイルに収納する方法です。

【1】クリアホルダーに収納する

まずはパンフレットをホルダーで保護します。ホルダーは様々な種類がありますが、キングジム社製のものが最も厚手で丈夫です。

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こちらはA4サイズ/2穴タイプ


30穴と2穴は、収納するファイルによって使い分けます

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【2】ファイルに収納する

クリアホルダーで保護したら、これをファイルに収納します。折れ/曲がり防止のため、表紙はできるだけ硬い素材のものを選ぶべきでしょう。ここでは映画パンフレット研究所が使用しているキングジム製のファイルをご紹介します

A4/26穴タイプ

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A4/2穴タイプは、事務用品然として味気ないデザインですが表紙が硬いのが利点。26穴タイプはデザイン性重視。

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